お盆も過ぎて9月まで残すところあと1週間。
夏休み最後の思い出作りに、家族と地元の海へ行ってきました。
心配していたクラゲは不在。
それどころか、澄んだ水の中を泳ぐ魚たちを横目に、浅瀬を泳いで楽しみました。
普段、スーパーで見かける魚が、水の中では違った色をしていることに気づいたり。
砂浜に打ち上げられた、ふくらはぎぐらいある"ボラ"に驚いたり。
そしてそれを必死で持ち帰ろうとするトビのたくましさに感心したり。
非日常に触れるというのは、癒しの効果もさることながら、日常の閉塞感から抜け出すきっかけになります。
たまには、日常生活から抜け出して、自分をリフレッシュするのがいいですね。
こうやって自分をリフレッシュことを、世間では「ストレス発散」といいますが、僕の感覚としては心の整体(整心とでも呼びましょうか)。少しずつずれていく、自分の立ち位置や心のバランスをもとに戻す作業です。
家と会社の往復をしながら同じような毎日を繰り返していると、知らず知らずのうちに、自分の考え方がかたよります。ものごとがうまくいかずに失望していたり、先行きに望みがないと考えていると、自分を追い詰めるような気持ちが一層強くなっていきます。
これは、経験則ですが、インドア派で内向的な人は、自分をリフレッシュする機会を積極的に、そして計画的に取り入れたほうがよさそうです。
僕は週末のほとんどを家で過ごすようなインドア派ですが、別に外出が嫌いなわけではないのです。ロードバイクに乗って遠出するのも、海に行って泳ぐのも、むしろ好きなのです。
これは内向的な人の"あるある"だと思いますが、「つかれる」ということが、外出の大きなハードルになることがあります。知らない人に会ったり、ライブに行ったり、ウインドウショッピングをしたりするのは楽しい。でも、心身ともに疲れる。
それでいいと思うんですよね。自分は疲れるからやらないではなく、疲れるから自分のペースで楽しむ。
アウトドア派 vs インドア派、外交的 vs 内向的、など、自分を分類することが自己理解だと錯覚しがちですが、極端な分類をすることなく、自分にとってちょうど良いバランスを見つけることが、自分が分かるということではないでしょうか。
様々な価値観に触れながら、自分の心を整えていくのがいいですね。あくまで自分のペースで。